プログラミングの写経 | Pythonで実際にやってみる

ども、武器商人(@bukilog)です。

プログラミングの写経について書きます。

「退屈なことはPythonにやらせよう」っていう売れている書籍を元に、写経をする方法を簡単に書きます。

この書籍はめちゃくちゃ良いです。プログラミングの学習って、参考書で基礎文法を勉強することからはじめることが多いのですが、大事なのは言語を覚えることではありません。プログラミング言語はあくまでツールであり手段です。

プログラミング言語を使って何をしたいかのほうが本来の目的のはずです。

その意味で、Pythonで何ができるかを具体歴に例示した本書籍はかなり実用的です。また、実例が豊富な当書籍ですが、第一部はPythonの基本文法の解説に割かれています。従って、参考書を別途購入する必要はありません。

写経とは?

写経とは、仏教用語で「経典を書写すること」です。プログラミングにおいても写経という言葉は使われます。もともとの言葉の意味と一緒で、「参考書に書いてあるサンプルプログラムを見ながら打込むこと」を意味します。

ことプログラミングにおいては、参考書をいくら読んでも上達はしません。プログラミングが上達するには、たくさんプログラムを書いてたくさん実行することが大事です。

写経に向いているプログラミング言語は?

C言語のように、記号の多い言語は打込むのが大変かなと思います。

僕の考える写経の目的は、「こういうプログラムを書けば、こう動く」という感覚を覚えることだと思っています。タイピングの練習ではないです。

従って、読んでどう動くのかが直感的にわかりやすい言語がベストです。その意味で、Pythonの右に出る言語はありません。

Pythonには2x系と3x系があり、だいたい似ているのですが互換性はありません。今後勉強するには、Python3x系を選択するで良いと思います。(仕事でPythonを使っていて、Python2系の保守をやる必要がある方などは別ですが。。)

写経にはオンライン実行環境がおすすめ

オフライン環境はいろいろと不便なことが多いです。最新版の環境をインストールしたりするのはやはり面倒。

最近は、オンライン上で実行出来る環境が増えてきましたね!!!

良さげなサイトを見付けました。英語のサイトですが、使い方が簡単なので特に英語は出来なくても問題なしだと思います。
www.onlinegdb.com

トップページは以下のような感じ。「Lungage」で言語を選択できます。そして、実行時には「RUN」というボタンを選択するだけです。

基礎的なプログラミングの練習にはこのサイトで十分だと思います。基礎的なプログラミングの書籍をもとに、写経でもしてみると良いと思います。

Pythonの写経を実際にやってみる

LungageでPython3を選択します。

退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミングのp.87「4.2.1 forループとリストを組み合わせる」っていう項目を写経してみます。

一つ目の例文は以下です。単純に0~3までの数字を出力するだけのプログラムです。これを写経してみれば、range関数の挙動がわかります。range(4)が0~3を返却するっていうことが、身体でわかるはず。

for i in range(4):
    print(i)

 

実行結果は以下です。GDB onlineでは以下のように見やすく表示されます。
f:id:bukidarts:20191205112037p:plain

二つ目の例文は以下です。単純に0~3までの数字を出力するだけのプログラムというところは一緒なのですが、リストを使っています。

for i in [0,1,2,3]:
    print(i)

 

実行結果は以下です。
f:id:bukidarts:20191205112311p:plain

GDB onlineで実際に打ち込んでみるとわかるのですが、閉じ括弧を補完してくれたりして便利です。非常に打ち込みやすいです。

プログラミングの写経 | まとめ

いかがでしたでしょうか?

当記事では、写経の意味ややり方を説明しました。向いている言語としてPythonを挙げつつ「退屈なことはPythonにやらせよう」の例文を使って実践しました。

写経は、プログラミングの上達にマジでオススメなのでぜひやってみてください。

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