大阪都構想 | 橋下さんの書籍「異端のすすめ」で意外な軍人の名前が。。。

朝日新聞デジタルによれば、市民調査の結果は以下。

大阪都構想の賛否を聞くと賛成42%、反対37%だった。

ちなみに、2015年5月に行われた調査では以下。

前回の住民投票を前にした世論調査は、直近の15年5月で賛成33%、反対43%だった。

大阪都構想「賛成」42%「反対」37% 市民世論調査(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

この調査結果を見る限り、今度こそ大阪都構想が実現するのかもしれないですね。

ところで、大阪都構想って、橋下元都知事が言い出したことだという印象が強くないですか?

無知な僕なんかは「橋下さんって独創性があるなぁ~」と思ったものでした。

しかし、、、

先日、橋下さんの書籍「異端のすすめ」を読んでいて非常に驚きました。

東京都も、都制が施行されたのはそれほど昔ではなく、1943年のことです。

参考 東京市wikipedia

そして、なんと、東京都制に移行したときの首相は東条英機。そう、大東亜戦争開戦時の首相のあの東条英機です。

参考 東條英機wikipedia

東条英機は、陸軍の統制派という派閥に属しておりました。

統制派はなんだ?という話になりますと、「高度国防国家をつくって統制経済を進めよう」という考えを持った人たちの集まりです。

東条英機という人は、戦争指導者としてはダメダメだったという評価が大半ですが、軍官僚としては仕事の出来る人だったらしいです。カミソリ東条というあだ名があったほど。

東京都政への移行も、二重行政による不効率を是正するために行われたようです。

それはよしとして、橋下さんはよくもまぁ東条英機の名前を出したものだ。単純に、東京都もそうだったんだよと言えばよかったものの(苦笑)

おそらく、現職の政治家ではなくなり、住民感情よりも話題性に重きを置いた発言なんでしょうね。

さて、肝心の大阪都はどうなることやら。

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